今、ドキドキな番組があります。
それは・・・「YOUはなにしに日本へ？」というテレ東の番組です。
簡単に言うと、空港や街中で外国人を捕まえて、なんで日本に来たのか、何でここに住んでいるのかと言うことを聞くわけです。
なかなかおもしろいとは思いつつ・・・同門が出てきて「ニンジャの修行に来ました」なんて言ったらどうしようなどと思ってしまいます。決してそんなバカなことは言わないで頂きたい。確率的にいつか必ず同門の1人が遭遇する可能性は極めて高いと言わざるを得ません。
昨日も息子と観ました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/backnumber/index.html
メイドカフェ希望のカナダ人の女の子、メッチャ可愛かったな。
メイド姿も萌えるけど、最終的にタレントオーディションに受かってよかったね。
メイドカフェで働いている場面がありましたが、オムライス1300円って・・・ヲイッ！
息子もこんなところに行くぐらいなら俺は死ぬ、って言ってました。
顔が映っていたお客さんでひとり、20代の青年がいましたが、ん～こういう所に来そうな感じなんだが、それを見て息子は男としてこういう所に行くのは恥だと言うことです。
私はちょっとした経験で行ってみたいですが、何人かの友人に聞いた話では楽しいと言うよりは少々キモいんだそうです。分かる気がする。
息子はぽつりと「お店で会うだけって寂しいよね。お金払わないといけないし・・・」と行ってました。まさにその通り（苦笑）。そんなに可愛い彼女が欲しかったら普通に努力して下さい。
瀬戸内海の島で働く外国人では、牡蠣養殖の会社に勤める中国人の女性たちがいました。いわゆる技能研修制度を利用した短期労働です。皆既婚で何ヶ月か稼いで帰るそうです。インタビューではここで技術を学んで祖国に帰ったら普及させるような事言ってましたが、それは無理ではなかろうかと思います。今の研修制度は非常にザルです。意味がありません。彼女たちは普通に出稼ぎです。賃金はたぶんとても安いと思います。しかしそれでも日本に来る価値があったのでしょう。雇用側も随分助かったと思います。ものすごい田舎の島で、10年以上もうまくやっているそうですから、今後もそのようであって欲しいですが、いささか問題のある中国人労働者が大挙してきた暁には日本の社会が不安です。労働者ならいざ知らず、今となっては中国社会を鑑みるにいつ崩壊してもおかしくない爆弾を抱えています。何と言うか、暫く緊張は続くのではないかと思います。
中国が内政不安のはけ口のつもりで紛争や戦争でも始めたら大変な事になりそうです。
日本国の労働力が致命的なぐらいに減少してきているのは事実です。建設現場を見れば一目瞭然です。若者が少ない。中国とロシアの工事現場を見たことがあります。若者の数が段違いで多い。（どのくらい技能に優れた作業員がいるのかは知りませんが）日本の若い世代が少ないことを考えると、現実的なのはやはり、海外からの労働力招聘という形が、好む好まざるに関わらず20年、30年後にはあり得ると思います。ちなみにそれをしないと日本の国力は間違いなくそれ以上に衰えます。
一番いいのは人口を増やすことですが、これは難しそう。若者世代の価値観、行政のフルサポート、期待できる未来観、世界の情勢などそれらが全て上向かない限りは難しいでしょうな。小手先の行政をするなら、子だくさんの家庭に大盤振る舞いをするぐらいの制度を儲けたら、多少は違うと思うんですが・・・。人が増えるぐらい不安の少ない社会はないですよね。
昨日のテレビの感想でした。
平成二十五年師走十日
不動庵 碧洲齋
