昨日は柏市中央体育館にて。
米国内弟子久里流が帰国、稽古に参加。
しばらく稽古に出ないと目が悪くなる、の所感に大いに同意。
この感覚の維持は肝要かと思う。
帰国中の特別稽古における費用徴収の少なさを褒めた。
今少し多めにもらっても誰からも文句は来ないと言ったが、本人はまだまだとのこと。
なかなか磨き上げられた心がけだ。
参加者は6名。日本人2名、米国人、日系ブラジル人が内弟子。ドイツ人とロシア人女性。
もう1人に日本人は入門したて、やはりみっちりと教えるが、なかなか筋が良くなってきた。一生懸命やっているのがうかがえる。今後の精進に大いに期待したい。
米国人同門、帰国中はほとんど休みなく教えていたためか、技のキレが良かった。私も後れを取るまいと思った次第。
ドイツ人同門、彼は顔がすごくハリソン・フォードに似ている(笑)。声も良い。高段者のはずだが、まだまだ力みがある。工学系大学の教授なので、論理的なのだが、まだまだアタマで考えているようだ。
ロシア人女性は多分始めたばかり。英語もままならなかったのだが、やや我が道を行くタイプだったので途中でアドバイスを止めた。しかし終わり頃になると、ようやく私の体術の動きに気付き、どうやってそうなるのか、熱心に聞いてきた。
体調が完全でないためか、他人では気付きにくいが、自覚できるほどにバランスが良くない。先生にはいつも以上に完全に見られていたようだった。
意識しないと動きの起こりが出てしまう。下半身と上半身の連動にやや不満が残る。
微妙の動きを最大限に利用し切れていない故に、相手の意識にかなり上ってしまう動きになってしまった。やはりこればかりは日々の稽古なのだろう。
受身がまだ固い。体調が良くないときはそういうものだが、体調が悪いときでも、水のような受身を心掛けたいところ。
帰路、流山線で草加に向かう途中、三郷市のスーパービバホームの交差点で直進できなくなった。仕方なく左折して298号に入ろうとしたが、警察が右折禁止の誘導をしていた。どうも大事故のようだ。
平成二十五年卯月十二日
不動庵 碧洲齋