昨日は久しぶりに息子と水ロケットを飛ばしました。
水ロケットとはペットボトルを使ったおもちゃで、中に水を半分ほど入れて、自転車用ポンプで空気を圧入し、飛ばす原理です。
オモチャと言っても、1リットルボトルなら優に30メートル以上の高さになります。
現実にそんなに広い場所はないのでその半分の500mlのボトルを使います。
それでも10メートルの高さには達します。
かなり豪快です。
特殊な栓や発射装置は自作でできなくはないのですが、ちょっと難しいのでネットで購入。
そのキットに入っているものを使ってロケットを作ります。
自宅の近くに遊水池公園があるので、かなりの広さがあるのですが、今回はあやうく民家に墜ちそうになったりと、大変でした。
ただしそんな豪快な遊びをしている人は他にいないので気分良かったです。
タダの打上げ遊びにはしません。
息子には水の量や発射角度、風向きや気温を変えるとどうなるか、ロケットの翼を変えるとどうなるか、色々試させています。今回、翼が壊れたので自分で設計させて、作らせようと思います。
どんな小さいことでも宇宙と関係を持ったり持たせたり、科学技術と深い関わり合いがあることを息子は理解しています。
たまたま同じ学校の1年生がやってきました。そして息子に
「ああ、○○君は宇宙飛行士目指しているんだよね。」と言われると、やや恥ずかしそうにうなずくや否や「危ないから離れてろよ」と言ってごまかしていました。
20-30年後ぐらいは今よりも遥かに宇宙が近くなります。
20年前にパソコンなど持つ人はほとんどいなかったのと同じだと思っています。
科学技術的には全く問題ありませんが、日本を取り巻く社会情勢、国際情勢は全く予断を許しません。自国の混乱を隠蔽するために他国に攻撃的になるなどと言う、20世紀前半にメジャーだった手法をいまだ固守する愚かな国があります。
俺の息子が宇宙に行けなかったらタダじゃ済まさんぞ!
(いや我が国の政府に対してもですけど)
親は子供の夢を実現する努力をする。大は選挙でベストの人を選ぶ、小は子供の興味をもっと高め深め熱くさせる。これありきです。「自分の時間が欲しい」「自由な時間がない」あの世に行ってからいくらでもありますから、心配なく。
息子はどんな宇宙飛行士になれるのか、楽しみです。
平成二十五年弥生二十一日
不動庵 碧洲齋