不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

久しぶりの演武 in 学童お楽しみ会

3月9日は息子が通う学童のお楽しみ会でした。 そのお楽しみ会で私は演武を行うことになりました。 これはもう恒例になってしまいましたが(苦笑) 今回の助っ人はインターネット上で交流を持っていた当流で他の道場の同門I氏と、タイ王国陸軍軍人で、現在日本で勉強している同門A氏。 自分の所属する道場以外の同門と組んで演武をやるのは初めてです。 しかも病み上がりだし。 当日は駅まで迎えに行き、無事合流。その後、小学校付属の学童まで行き、体育館を下見。 まずまずの人出。マットを使おうと思いましたが、面倒なので止めました。 みんな黒帯でそこそこの腕前なので、床ぐらいは何ともないのです。 時間が来るまで学校の裏で色々段取り。 今回は素手と武器と両方と言うことですが、ある程度武器が使えるのは私だけなので、二人には体術、私は武器と言うことになりました。 最初はI氏とA氏の体術。 まあ素人には今日初めて顔合わせをしたとは分からないだろうな。 二人ともなかなかうまいです。 当流は変化豊か故に道場毎でもスタイルがかなり違うことが多いのですが、I氏、A氏共に素晴らしい動きをしていました。 I氏は他に半棒術も披露してくれました。
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体術の実演
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半棒術の実演 次に私。 色々武器を持ってきましたが、まずは鬼の金棒。 丸太を削ってイボイボを付けたものですが、バットよりもずっと重いので普通には振れません。 来場していたお父さんにも持ってもらいましたが、なかなか振ることが出来なかったようです。 こいつを自在に操作して使うわけです。慣れてくると片手で操れます。 (どっちにしても片手はマイク持ってたし・・・)
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マイク片手に操っていました。
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本当にこんなので突かれたら大怪我します。 脇差し。忍者っぽい抜刀方法を披露。刀を反転させ、背後で抜いて、通りすがりに斬るわけです。 太刀を使った籠手返し。十手、鉄扇など。 鉄扇は学童の指導員さんやお母様にもやってもらいました。
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すれ違いざまに斬りつける
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学童の指導員さんにも体験してもらいました。 後で息子に聞いたら、なかなか好評だったとか。 (初めて見た1年生などはそうでしょうね) ちなみに息子は手品をやりましたが、なかなかうまく、感心しました。 息子は学童は今年いっぱいなので、よい思い出になればと思います。 平成二十五年弥生十一日 不動庵 碧洲齋