不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

戦争ゲーム

・・・本当の戦争ではありません。

我が家ではテレビゲームなどがない為に、息子がなにがしかゲームをしたい場合は私か妻のどちらかと交渉を重ねて時間を割いて遊ばねばなりません。これはこれでコミュニケーションをとるよい経験だと思っています。

「戦争」とはまず紙を用意します。A4でも構いませんが、日がな一日やることがなければカレンダーの裏でも大いに結構。で、ボールペンか鉛筆を2本、同じ長さのものを用意します。

状況を設定します。陸戦、海戦、空戦 更には宇宙戦。そして兵器の種別や数、障害物やその他の設定。敵味方に分かれて戦います。戦い方は簡単で、ペンの尻に指を当ててペンを紙に立て、そのまま角度を付けてペンを滑らせることによって攻撃したり移動したりします。これはなかなか器用でないと命中しないばかりか、下手だと障害物に激突します。もちろん複数の味方や敵を把握した上で戦術を考えねばなりませんから、総合的な判断力を要求されます。

この遊びを覚えたのは小学校に入る前だったか、従兄弟の家に遊びに行ったときに覚えました。以後、学校でもよく遊んだものです。息子もこの遊びが好きで良くやります。

昨日の設定は「地球防衛軍ガミラス軍」。地球防衛軍宇宙戦艦ヤマト以下巡洋艦2隻、駆逐艦4隻。ガミラス軍は大型戦艦1隻以下次元潜航艦2隻と駆逐艦4隻。どちらがどちらを使うかで驚きました。息子は真っ先に「ガミラス軍がいい!」と言いました。イヤイヤ、宇宙戦艦ヤマト2199恐るべし、確かに地球防衛軍に比べてガミラス軍のカッコ良いこと。昔みたいな敵味方、ではなく、カッコイイかどうかで決まるようです。第1章から通じて全部ガミラス軍がカッコイイのは間違いありません。仕方ないので私が地球防衛軍(苦笑)。

結果は辛勝という感じでした。

今度は戦国武将戦とかできないかな?

テレビゲームばかりしているご家庭があったら、たまにはこんなアナログゲームをお子さんとしてみては如何ですか?結構おもしろいですよ。

平成二十五年如月十九日

不動庵 碧洲齋