不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

雪・雪・雪

今朝はゆっくりと朝食を取り、出かける準備をしていたところ、妻に茶道教室まで送って欲しいというリクエストが急にあったので雨の中、車を飛ばして送り、いったん帰宅。雨は激しくなってきたが、予定通り10時半に出立。行く先は滝之城。今度の祭りの打ち合わせのため。国道4号線を北上して、東京外環下の国道を左折。驚いたことに川口に入ってすぐに雪になった。広い川口を東西に横断が終わる頃にはかなりの降雪。荒川を渡る頃には少々怖くなってきた。

しかしぐずぐずしているうちに和光市内に入り、上り坂にさしかかってしまった。ままよ、ゆっくりと上り、また下がる。そしてまた上がろうとしたところ、はるか上では4トントラックが立ち往生していた。しかもゆっくり下がってきているぞ、まずい。仕方ないので外環の下をくぐって引き返すが、いったん道路脇に止めて打ち合わせに参加できない旨を伝える。かなりやばくなってきた。さっき下りてきた坂を慎重に上る。何とか登り切った。背後が自動車教習所の車だったから冷や汗が出た。こんな時に運転させるなよな。最後の下りも滑りながら下りたので怖かった。そして荒川を渡るときも半端なかった。なにせ前輪駆動の軽自動車だ。アルトワークスに乗っていたときはこのくらいはたいしたことなかったが、今回はマジで怖かった。家に帰ってから食事。しかし家の裏手の幹線道路では立ち往生が多発していた。丁度橋がゆるい坂になっていて、それが登れないらしい。仕方ないので、雨具に着替えてシャベルを持ち、橋のたもとに佇み、登れない車の誘導をしたり手伝ったり。1時間少々で普通乗用車を5.6台、4トントラックを1台、救助した。橋のたもとに少しだけ砂があったのだが、本当に少し。

妻を迎えに行かねばならないので、物置からチェーンを持ってきて付ける。付かない?よく考えたらこれは前に使っていたアルトワークスのもののようだ。アルトワークスは一回り小さいタイヤを使っていた。強引に取り付けてちょっと走ってみたらやはり外れた。迎えに行く途中だったので道路脇にも止められず、妻から電話があり幸い他の方に乗せてもらうそうなので、迎えは要らないとのこと。止まれないので、安行街道から4号線を回って自宅に戻った。チェーンが両方とも外れた状態で走ったのでマジ怖かった。当然車庫には入らないので、家の前に止める。今度はシャベルを持って家の前の除雪作業。これは槍突きの稽古になるのだ。雪国育ちではないが、結構様になっていると思うよ。あっという間に家の前がきれいになった。そして車庫に車を入れたところで妻が帰宅してきた。

身体を動かしたおかげで全く寒くはないが、今の時間はみぞれっぽくなっているので、明日が心配。

いやいや、東京のインフラは雪に弱いな。それと橋のたもとにはもっと砂を置いておこう。

今日は久しぶりに雪のために大変な一日でした。

平成二十五年正月十四日

不動庵 碧洲齋