私は高校生ぐらいから何とか睡眠時間をうまく削って、それを読書や武芸に費やせないかと、真剣に考えてきたものでした。
(学校の勉強でないところがミソです・笑)
故に基本的に時間にルーズなのはダメ、かといってフレキシブルでないのもダメ、体質のせいか、夜更かしは極力避け、徹夜なんてもってのほか。
その上でどうしたらうまく睡眠ができるか、色々考えたり本を読んだりしてみました。
結局、体験的に言えることは、
・早起きの方が活動しやすい。
・目覚まし時計で起こされるほど気分が悪いものはない。
・いかに早く脳をアクティブにできるか。
ということです。
目覚まし時計に起こされることは高校生ぐらいの時から年間を通じてほとんどありません。
基本平日は目覚ましが鳴る前に起きます。
朝寝坊で本気でドラマのように慌てたのは留学していたとき、時差ぼけが治らないうちに授業が始まり、初日に遅刻したことぐらいです。
目覚ましは複数の時刻を携帯でセットしてあり、起床よりも座禅開始時間と終了時間、朝の勉強時間の開始と終了を告げるためです。
なので起きるためではありません。
ちなみに夜中の12時過ぎに寝てもアラームなしでちゃんと5時10分ぐらい前に起きられます。
さすがに1時に寝て4時に起きるとかいうのは難しいですが。
(1年に1.2度、旅行に行くために非常に不定期な就寝時間と起床時間を持たねばならないことがあります)
就寝を効果的にするという意味は、どれだけ深く短く眠りにつけるかということです。
体験的に起きられるサイクルが1時間半だと気付いていましたが、数年前にそれは生理学的に正しいことを知りました。
ナポレオンは3時間睡眠という伝説がありますが、彼は昼寝の天才でもあったようです。
3時間というと2サイクル。3という数字の方が安定感があります。
だから3サイクル4時間半が健全な睡眠ができる最短時間ではなかろうかと考えていました。
そして今日、なにげにネットで調べていたら同じことを考えている人はいるんですね。
びっくりしました。
私は23時頃に寝るのですが、確かに3時半ぐらいに起きることが頻繁にあります。ちょうど3サイクル後に当たります。
いつもの起床時間5時少し前は4サイクルです。4サイクルだったものを3サイクルにすることは不可能ではないと思うのです。
4時間半、多少前後することも考慮して睡眠に5時間を取れば、今までよりも1時間多く活動できます。
現在ロシア語の勉強をしている自分にはその1時間はうれしい限り。
今まで通り23時に寝て、3時半以後4時前に起きるとちょうどよいのでしょう。
今までも時々起きていたのですからできると思います。
感覚的に今更ノウハウ本を買うまでもない気がします。
ぼちぼち始めてみたいと思います。
平成二十四年神無月三日
不動庵 碧洲齋