不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

男の美学・男は美学

男は姿で語りたいところ。

男の化粧程見苦しいものはないです。

女性が化粧をしないのと同じぐらい、男の化粧は醜い。

ま、俳優とかモデルであれば、それをするのも仕事なのですべきと思いますが、普通の男性に至ってもそんなことをしているようでは人類は(日本民族か?)早々に滅びます。

腹がちょっと出ててもいいんです。

少しぐらい加齢臭がしてもかまいません。

ハゲていたり、オッサンファッションでも関係ありません。

特に男は女性よりも内面重視で行きたいものです。

(ただしちょっとは改善に努力しましょうか・笑)

上記のように少々痛んできた肉体を持っていても、時々そこから滲み出したり見え隠れする、キラリとした何かを持っていれば、男はいいんじゃないかと思います。

だいたいルックスがイカした男が情けないことをするぐらい見苦しいものはありません。

それならダサい外見でも、いざというときに拍手喝采の行動を見せる方が男の美学を感じます。

ただ残念ながら、滲み出したり見え隠れするキラリはお金や短い時間ではどうにもならないことが多いものです。

とても時間がかかったり、手間暇が掛かります。

だからいつも内面に秘めているものを持ち続け、暖めていかねばなりません。

最近、食傷気味なのがSNSの中で、思い切りスクロールしないと終わらない程に長い長いプロフィールを掲げている方々。

いや、プロフィール欄はあるのだし、せっかくなので自己紹介は必要ですが、特に男だったら最低限とは言いませんが、美学を損なわない程度の長さが自ずと分かるようになりたいところです。

一歩譲って自分のHPなどに色々書くのはもしかしたらいいのかなと思いますが、SNSのように皆が集う公共の場所では言葉即ち事端と心得たいものです。多く語るなら直接同士でやって欲しいところ。

こういう時代ですから無言という訳にはいきませんが、ムゴンなら武言を用いては如何でしょうか。

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男の美学といえばやはり宇宙海賊キャプテンハーロックしかいません、私的には

平成二十四年神無月二十五日

不動庵 碧洲齋