不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

週末

日曜日は早朝から坐禅会、帰宅後着替えてすぐに宗家の稽古。

宗家の稽古は1.2ヶ月に1回は出るようにしています。

現実問題として日曜日はやることが多いのです。

いつもながらハイレベル。

よく観ているのになかなか記憶に残らない。

稽古の相手はギリシャ人同門の方。

後で聞いてびっくり、彼は30年前に入門したとのこと。

私よりも古参だ・・・。

私より年上で、いかにも地中海育ちっぽい、感じの良い人でした。

稽古後、筑波方面にある友人宅に同門と向かいました。

アメリカ人、フィンランド人、ギリシャ人そして私。

その友人宅には同門外国人を良く連れて行きます。

日本に稽古でやってくると、ホテルと道場の行き来がほとんどで、ごく希に観光地に行くだけ。

これではなかなか日本文化が分からないだろうと言うことで、私は良く自宅や友人宅に連れて行くのです。

ちなみにその友人は自分で甲冑なども作るハンドクラフトの名人で、自宅に飾ってある2領の甲冑は外国人には強烈に映ったのだと思います。

アメリカ人の同門は日本に住んでいるのでそうでもありませんが、それ以外の二人にはこういう体験は珍しかったようです。

お寺と神社と一カ所ずつ回り、その後は友人宅で夕食。

みなさん非常に堪能したようです。

ギリシャ人の同門からはギリシャのお菓子を頂きました。

平成二十四年弥生六日 不動庵 碧洲齋