ま、私もオトコですから。
美人が嫌いな人はいないでしょう?
本題に入りますか。
現在の職場はうちから車/自転車でも10分、徒歩でも30分程度という、極めて好条件のところにあり、地獄のような通勤ラッシュとは無縁です。
社会人になって地方通勤や海外赴任などありましたが、断続的に10年少々は都心部へ通勤ラッシュをしていましたが、アレは間違いなく精神的に良くないと断言できます。
通勤時間を有効活用という涙ぐましい努力もどれだけ有効か分かりません。
なので月に4-6回程度、稽古指南や坐禅会で都内に行くと、道中は人間観察になります。
これは昔から好きだな~。
「こっ!これはっ!」と思う人が時折います。(模範という意味と反面教師という意味で)
この人間観察、武芸に於いてもとても有効な修行方法です。
最近、「オエェ~」と思うのは女子高生の脚。
言っては失礼ですが、ブロイラー状態が非常に多い。
筋肉ではなく、脂肪の方で形を整えているので、見る人が観ると気持ち悪い。
どんなにごまかしても歩き方ですぐに分かります。
(あ、もちろん真っ当な女子高生もいますよ)
せっかくの若々しい身体なのですから、それなりに鍛えて下さい、と言いたいところです。
あと、イヤなのが「ゲーム」状態。
ティーンもおっさんもポータブルゲームで思い切り頸を酷使している。
アレは絶対に良くないな。精神的にも肉体的にも。
頭の重さは一般的に体重の10パーセントと言われています。
70キロだったら頭の重さは7キロ。
こんな重たいものが長時間傾いだままになっていたら絶対に身体には悪かろうと思います。
携帯も良くないけど、スマホになってからもっと悪くなったような気がする。
気のせいかここ半年は読書する人が少し増えた気がしなくもない。
話変って・・・
先日の日曜日にもスゴそうなのがいました。
従兄弟と食事をした後、帰路の山手線にて。
きれいなお姉さんでした。ファッションセンスも地味でなく派手でなく。
やや大きめのバッグ(革製でなかなかセンスが良かった)を左肩に掛けて、本を読み始めました。
ここまでは良くある話し。
実は彼女、つり革などにつかまっていませんでした。
左右のドアがある場所の真ん中で、スッと立ったまま本を読んでいるのです。しかも片方の肩にバッグを掛けながら。靴はやや低めのパンプスでしたが、私を唸らせるほどのバランスの良さ。どんなに揺れてもびくともしません。誤解されないようにじっと観察していたのですが・・・3-4駅ほどで降りてしまいました。ふくらはぎ(失礼!)を見た限りはそんなに運動とかをしているようには思えませんでしたが、スタイルは良かったです。もちろん美人でした。どんなことをしている女性だったのか気になりました。
芸能人でも「こんな人がカミさんだったら他に何にもいらんわ」と思うほど、素敵だと思う女優さんがいます。
ずばり仲間由紀恵さん。
美人とか言うのももちろんありますが、姿勢が良い。抜群に良い。立ち居振る舞いでブレがない。何でだ?と思ってWikiしてみたら、先週やっと、その謎が解けました。彼女は琉球舞踊をしていて、その実力は師範代クラスなのだとか。納得です。
仲間由紀恵さんは正真正銘美人ですが、姿勢が良くていつも微笑みを持つような気持ちでいたら、大抵の女性でも美しく見えるものだと、私などは思います。実際、そういう人を何度も見かけました。
禅でも武芸でも姿勢の良さは求められます。普段の生活でも姿勢が悪いとすぐに疲れることは良く知られています。姿勢の良さ、バランスの良さは普遍的、鉄板の法則なのかも知れませんね。
平成二十四年弥生朔日 不動庵 碧洲齋