不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

スノーシューハイキング

昨日は家族で日帰りツアーに参加しました。

よくよく考えるとツアー旅行なるものに参加したのは人生で初めてではないかと。

これに近いものは大学の時に学生有志で行われたコロラドキーツアーぐらいではなかったでしょうか。

たまには運転もせずに行ってみたいと思いました。

集合場所は上野駅だったので、7時ごろ家を出て上野駅

バスは普通の観光バスですが、うちは奇数人数だったので、私だけ違う人と座りました。

相乗りは女性でしたが、まあ、雰囲気と容姿ではあまり話しかけたくなるような感じではなかった気がします。

(言っておきますが、挨拶と二言三言は私から発しましたよ)

行き先は奥日光。ルート的にうちの近くを通ります。ん~上野駅まで出てきたの何だったのか・・・という素直な感想が家族から。私もそう思います。そもそも日光なら電車で日光駅まで行っても結構楽なのです。

次回からは日光駅からのツアーでも参加してみようと思います。

とはいえ3時間とかからずに中禅寺湖まで来てしまったのには驚きました。高速道路は結構空いているんですね。

まずそこで早めの昼食・・・

ん~少々何と言うか、寒い内容だな・・・。

量的にはこれから運動をするので良いのですが・・・。

とりあえず全部食べました。

息子も残さずに食べたようです。

まあ、価格的にはこんなものでしょうか。

その後、戦場ヶ原にGO。

スノーシューはいわゆる洋かんじきと呼ばれているものだそうです。

日本のは和かんじき。

違いは足をかんじきに固定しても、踵がフリーなため、非常に歩きやすい。

足を上げると踵部分が下に垂れて、躓きにくくなります。

また、可動部分があることによってスパイクの効きがよくなるそうです。

個人的に、環状の和かんじきの方が丸い分、雪を踏んだときの力が分散するような気がしますが、どうなんでしょう。私はナンバ歩きなので、和かんじきでもそんなに困らないような気がします。今度是非試してみたいと思います。

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今回の人数は48人。2班に分かれてのハイキングですが、一言で言うと素晴らしい。

雪の深さは踏み固められていない部分で多分1mはあるかと思います。

その上をスタスタと歩いて行けるのですから便利なものです。

今回は新雪があったので、先頭のインストラクターの方はラッセルしながらだったため、結構疲れたようですが、ほとんど最後尾にいた私たちはほとんど踏み固められた雪の上(といってもストックで突き刺すと30-50センチはあったでしょうか)を歩くだけですから楽なものです。

惜しむらくは現地とツアー会社の連絡が悪く、息子も大人用のストックを持たされたこと。まあスキーほど重要でもないので、大したことはありません。子供の参加は息子だけでした。

さすがに坂道の歩行は楽ではなく、年配の方やバランス感覚の悪い方は大変だったようですが、我が家は息子も含めて比較的楽でした。前を歩いていたおばさんは一回ひっくり返ると起き上がれませんでした。手を突いたところも深いので、起き上がるのが難しいのです。

雪は音を吸収するので、人の多さの割にはものすごく静かです。

時折、小動物の足跡がくっきりと見えるのですが、彼らがどのような歩き方をしているのか興味があります。なお、大型の動物は森林保護のための柵が設けられていて、入ることができません。

歩いた場所は戦場ヶ原と奥日光湯元の湯滝の間。この辺りは良く行きますが、さすがにこの時期の林間をしかも雪上を歩くのは初めてです。

歩き始めた頃に少し曇ってきましたが、それでも景色は美しかったです。

男体山、いつかは登ろうと思います。しかしガイドさん曰く、結構大変な山だとか。

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男体山

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途中で見えた虹、神秘的でした

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終点の湯滝

帰路は途中着替えてからいろは坂を降り、温泉に浸かってから帰路につきました。

車中は皆、疲れ切っていました。

それにしても息子はよく頑張った。

大人と同じ行程だったのですが、文句は言いながらも良く歩きました。

どちらかというと泊まりでスキーの方が楽しい気がしますが、時折このような冬期の林間をハイキングするのも結構楽しいものだと思いました。

SD120206 不動庵 碧洲齋