不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

ほら~そこに・・・

私は基本、超心理現象とか心霊現象とかあの世とかいうものを信じていません。

信じていませんが、修行をしていると、やっぱり知らないというわけではないんですよね・・・。

よく「憑いている」とか言われている人について。私はプロではないのでどこぞの悪霊が取り憑いたのか、本人の深層心理がそうなっているのか分かりませんが、「憑いている」ような人は割によく分かります。私は本人の深層心理だと思ってはいます。

先日のある知人の話。

「昨日さぁ~、小さい子供から『血だらけの女の人が後ろに見えるよ~』って言われたんだけど、そんなのがいたら怖いよね~」

血だらけかどうか分かりませんが、類するものの空気がその人の背後に形作っている、ということは前々から感じていました。

もちろん私も笑いながら「そんなのはオカルトの世界だよね~」なんて笑い飛ばしましたが、内心ぎょっとしました。その子供がいわゆる霊感が強いのか、何なのか分かりませんが、その人の隠された空気(と言うことにします)を読み取れたのには驚きました。まあ、小さな子供ほどよく分かるのでしょうけど。

憑いているのを自覚する人としない人で何が違うのか分かりませんが、気持ちの良いものではありません。

何と言っても周囲にそういうオーラというか魔界を醸し出してしまいます。

周囲にとげとげしい雰囲気とかいや~な空気を作り出します。

自分のせいだとは露にも思わないかもしれません。

だからよほどのことがない限りは(逆に滅多にそんな人にも会いませんけど)

「あんた憑いているかもよ」なんて言ったりしません。

普通「はい、そうですか」なんて言いませんし、そうだとしても私にはどうすることもできないからです。

悪霊などがとなりにいても透過できるようになる、これが私の目的の一つですが、悪霊さん側で私に「み~た~な~」になってしまったらここは透過を早めるべく、深い禅定に入るが吉。

早速昨日、偶然なのかどうか分かりませんが、その方のトラブルで散々当られ内心苦笑気味でした。

ということで、ほら~憑いている、な日でした(笑)。

SD120124 不動庵 碧洲齋