不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

我がニューアイテム!

特に禅を行じるようになってからは物欲が大幅に消失してきてはいるのですが、雲上の辺りからはまだ思い出したように雷鳴穏やかならざるもの是在り(笑)。

日曜日は久しぶりにアメ横に買い物に出かけました。

お目当ては「デイパック」リュックサックですね。

私は用途に応じてショルダーバッグと使い分けているのですが、デイパックは荷物が多い時と稽古の時に重宝しています。

正直に言うと、荷物を持たないことの方が多いです。

財布、携帯、システム手帳、基本これだけあれば事足りますから。

(自宅は指紋認証錠なのでカギは要りません)

靴とかバッグ、ナイフはもちろんのこと、着るものなどもかなりこだわります。

靴:日常的に履く靴は15年以上、GT-HAWKINS タウンシューズ。これ以外履きません。ま、スポーツシューズや雪駄を履くことはありますが。

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ナイフ:使い慣れたものだけ使います。今一番使い慣れているのは佐治武士氏謹製の和式ナイフです。佐治武士さんにはドイツのフランクフルトにて展示会で直接会ったことがあります。感激でした。触っているだけで幸せになれる数少ないアイテム(笑)。

服:基本ユニクロで固めます(笑)。安くて機能重視となるとやはりコレがイチオシです。ズボンは時々ワークマンです。ワークマンは武芸関係でもお世話になっています。

ジャンパー:米軍用。言っちゃなんですけど、私は「トップガン」なんかが流行るずっと前から使ってます。今のは3代目。チタン繊維が織り込まれていて燃えにくいタイプです。出た当時は少々高かったものの、非常にスグレモノでした。大人になってからはそんなに頻繁に着ないので、まだまだ持ちます。耐久性では未だにかなり優れていますね。ただ断熱性、保温性などはやはり現在出回っている市販品の方が良さそうです。

腕時計:メーカーはどこでも良いんですが、ソーラー発電でチタン製であることが必須。今ので4代目ですが、今回からは電波時計内蔵になっています。海外に行く時はちょっと不便なので、そういう時は別途、違うモノを持っていきます。

話が逸れました。

先週ぐらいから、今まで使っていたデイパックの小物を入れる方のファスナーが締まらなくなりました。

よく考えるとコイツも10年近く使っています。

これを買う時も色々とアメ横を見て回りました。

電車に乗ったり人混みの中でも取り回し易いように、ヒモやバンド、フックなどが極力少ないモノを色々探していたところ、ちょうどOD-Boxにて発見し、購入してからは街中やハイキングなどに使っていました。

出来たらファスナーだけでも交換して使いたかったのですが、モノがモノだけにそれは難しく・・・妻からもOKが出たので、やむなく買うことにしました。

最初に行ったのはOD-BOX、今はアートスポーツとかいう名前に変っていました。

リュックサックコーナーでじっくり見ているとありました。30Lでまずまずのが。これならハイキングでも使えそうです。価格13,000円。その場で買っても良かったのですが、念のためにアメ横の商店街も見ることにしました。

中田商店にも行きました。その昔はコテコテのミリタリーショップでしたが、今はなんつーか、若者の流行のお店って感じですかね~。ちょっと残念。

店頭にロシア軍の防寒帽がありました。うわ~カッコエエ~。「レッドオクトーバー」の冒頭で、ショーンコネリーが被っていた紺色のヤツです。本物の動物の毛を使ったものは当たり前ですが触り心地がよく、徽章が小さく、町中で被っていても全然OK。ナイロン毛の方は少々派手な徽章ですが、触り心地も悪くありません。でも前者が4800円で後者が2400円。買うなら本物ですが、高くて買えませんでした~。珍しく物欲が出た一品です。ダンボールを見るに、どうやら本当にロシアの業者から仕入れたようです。まあいいや、来年ロシアに行ったら安く買ってこようか!

中田商店を過ぎた辺りに各種バッグを売っている店がありました。

対応してくれた若者は楽しんごの弟分みたいな話し方。

基本、私はこういう青年はダメです。

が、とりあえず見ているだけだからスルー。

ふと目に付いた品物がありました。

天井につり下げられていたので降ろしてもらい、じっくり確認。

日本ではあまり主流ではない、ビジネスマン用のリュックサックというヤツ。

欧米ではスーツを着たビジネスマンがよく背中にリュックサックを背負っています。

ウォール街などによくいますね。

アクティブなビジネスマンはそういうアイテムを使っているのです。

よくよく検分すると、背負い心地もよし、ポケットの数、配置も申し分ない。

ノートパソコンを入れるための耐衝撃吸収ポケットもあります。

ただし容量が約20Lと少なめ。

また以前使っていたものはアウトドアを主眼に置かれていたために、腰に付くベルトや胸元のスリングを留めるベルトが付いていましたが、こちらにはありません。

ハイキングと兼用が難しいのが難点でしたが、これにしました。

やや贅沢ですが、兼用は所詮兼用、機能・性能の十全さが失われます。

それならいっそ、アウトドア用という機能性を外し、稽古とビジネス用に傾けた方がよいと判断しました。

負けさせて9000円也。

店頭でベルギー製の新しいモデルとか言っていましたが、アメ横で買うので偽物でも何でもかまいません。

出来がよく安ければよいのです。私の見立てでは偽物ではなさそうでした。

帰路は北千住の東急ハンズでクリスマスカードを買い、帰宅。

アメ横で買った得物はこれ

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Hedgren(日本ではヘデグレン、と読むそうです)

INTERCITY M, TS01M BLACK.

調べてみて驚き、これは日本の総代理店もまだ仕入れていない品物のようです。

ネットで調べても製品が載っているのはベルギー語のサイトのみ。

店では店で仕入れたと言っていたので、個人輸入と言うことでしょう。

つまり日本で所有している人は非常に少ないはずです。

いや~大当たりだな、これは。

確かにこれならスーツを着た人が背負っていても違和感がない。

A4サイズの書類も折らずに入れられますし、パソコンもOK。

文房具もコンパクトに出し入れしやすいポケットも付いています。

他のヘテグレン製品を見ましたが、どれもなかなかよくできています。

アクティブなビジネスマンにはヘデグレンお勧めです。

SD111219 碧洲齋