昨日の稽古では久しぶりに6尺棒を使いました。
平日だといささか持って行くのは難儀するのですが、祝祭日だったら割に簡単に持っていくことができます。
長い武器を使うと、自分の体術のブレを知ることができます。
自分の手足を自在に正しく使っていると思っても、例えば剣を使わせるとブレが出ます。
使い慣れないこともあるのでしょうが、体術のブレを知ることができます。
また、剣が使えてもそれよりも長い武器を使うとやはりブレが生じます・・・。
そうやって自分の体術の精度を上げていくことによって、自分の体幹を知り、よりよい動きができます。
また長いものを短く、短いものを長く使う妙を知ることによって、武器の使い方がより深まっていくものだと思います。
と言うことで、昨夜の稽古では6尺棒を持ったまま幾つかの受け身をさせ、棒術の技を二つ程。
体術を一つ、剣術を二つ。
さすがに棒を持っての受け身は大変そうでしたが、これはこれで非常に役立ちます。
何故棒術かというと、来週の日曜日、恒例の行田市忍城祭にて槍を持つので、ちょっと長モノで慣らしておこうと思い立った次第です。
たまには武器を多く使う稽古もいいものです。
SD111104 碧洲齋