不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

大多喜之陣

疲れているけど忘れないうちに! 昨日のうちに全装備を車に積み込んでおいたので、今朝は5時起き、5時半に進発! 空いているかと思いきや、首都高はそれでも結構混んでいました。 しかし館山道・市原インターを降りて国道297号線に乗ると・・・やはり少し混んでいる。 とはいえ渋滞しているわけではないからそのまま一路、大多喜町へ。 道中朝食をコンビニで買い、夏に通った小湊鐵道上総鶴舞駅にて休憩を取りました。 私は鉄道マニアではないのですが、いや~、鉄道っていいですねぇ~って思ってしまう程、ひなびた駅でした。 私はドライブ派ですが、こういうのを見ると鉄道の旅もしたくなります。 ぜひ今度、この路線を使ってみよう。 一瞬、大多喜参陣を忘れかけていました。
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見てくださいこのひなびた感じの駅舎を!
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中なんかもう郷愁を感じまくりです。
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ちょうど列車が来てました。1車両という超レトロな感じの車両でしたが、車掌さんは若くて可愛らしい女性でした。これも驚き。 鉄道マニアとおぼしき方が大きなカメラでその列車を激写していました。 それから大多喜に・・・ 全然早かった・・・。 8時前に着いてしまいました。 FBの返事などを書いているうちに8時を周り、隣に車を停めていた黒鉄丸殿と挨拶を交わしました。 以後、続々自前甲冑隊の皆様の着陣。 私を知っている人は何人かいました。 mixiなどをやっているとハンドルネームで覚えるのでこちらも思い出せるために助かります。 私と黒鉄丸殿とヤス殿は面倒だったので車で甲冑装着! ・・・台車の出番がなかった・・・ 面頬の丸環金具は今回も抜群の機能を発揮しました。 で、鳶ズボン、実に素晴らしい! 袴と外見はほとんど変わらないのに、非常に履き心地がよい上、ポケットが結構付いているのでもの凄く便利。 陣羽織の内ポケット、さようならです。 説明を聞いた後は、彼方に見える大多喜城まで隊列を組んで進発! その頃にはみんなとは仲良くなりました。 でも私が知っている人がいなかった。 到着すると恒例の小田原鉄砲隊の演武と記念撮影。 少しばかりのファンサービスです。 一般参加の美人武者たちに囲まれて写真を撮りました。
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写真に写っていないもう2.3人も含めて本当に美人だったのでやや緊張気味・・・ 出陣式はなかなかの陽気だったのでものすごく眠くなりましたが、今回はまさにすぐ横で鉄砲隊の演武があり、爆音と爆風(正確にはやや後方で撃っていたので、爆風が凄かった)で目が醒めました。 この祭、約2キロを歩くのですが、あちこちで勝ちどきを上げるためにのどが痛くなります。 でも逆に言えば日頃大声を出す機会なんてないのですから、良いストレスの発散かも知れませんね。 目の前の小学生の女の子たちの着物たすきに薙刀が可愛らしかった。 敢えて誤解を恐れずに言いますが、女の子たち20人ぐらいで上げる勝ちどきの声が非常に「萌え」ました。 いや冗談ではなく。  ずっと彼女たちのお父さんやお母さんが隊列の横にひっついて撮影をしていましたが、分かります。 私にも娘がいたらきっと甲冑なんて着てないで、同じことをしたと思います。
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出陣式にて
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大多喜城にて武田信玄公と! ちなみに今を去ること7年前、私は大多喜城の祭で甲冑デビューを飾りました。
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やはり碧洲齋と言えば槍だな。人それを「ヤリ手」という(ケースバイケースですけど・笑) 解散後、黒鉄丸殿とかき氷をかき込んで、着替え会場に戻り、17時過ぎに帰路につきました。 やはり大多喜街道は混んでいましたが、あるところからは混まなくなりました。 高速道路は言うまでもなく宮野木前後は混んでいました。あそこは混んでいないことがないぐらい。 帰宅は20時少し前。 明日が休みなのは本当にありがたいです。 ま、明日は午前中稽古に行きますけどね。 以上参陣記録でした。 SD111009 碧洲齋