不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

大多喜町の陣

今週の日曜日は久しぶりの大多喜町で行われる大多喜お城まつりの武者行列に参加します。

8年前、初めて参加した武者行列がこの大多喜お城まつりでした。

割に天候に恵まれないこともあるのですが、時期の割には南房総にあることもあってなかなか暖かい気温の中で行われることが多いようです。

私は今まで2回参加しました。

初回は前の会社の同僚で甲冑仲間だったきみぃ殿と、2回目は仇無殿と参加しましたが、今回は単独参加です。

といっても8年も経つと多くの顔見知りができます。知らない人の方が少ないぐらいです。

私の甲冑は安いものではありますが、色々手を加えたりしていますが、けっこうボロくなってきています。近日中に友人宅に持ち込もうかと思います。

毎回ではないのですが、武者行列に参加するようになってから、色々なアイテムを買いそろえるようになります。

今回、この祭りのために更に二つほどアイテムを買いました。

一つは鳶ズボン(八分)。鳶職さんが履いている幅が広いズボンですね。

何であれかというと、甲冑を着る時は普通、足首が細くなっている袴を履くのですが、実は袴は長時間履いているには不向きです。

しかも袴の上から甲冑を装着するので実はほとんど見えません。

故に鳶ズボンだと脱着も容易、履き心地もよく、しかもポケットも付いています。

武者行列で何か盗まれたことはないのですが、財布とか携帯を入れておく為に別途信玄袋とか陣羽織に内ポケットを付けたりと、なかなか苦労していますが、ズボンのポケットの方が遙かに使い勝手が良いのです。

この鳶ズボンはワークマンなどで売っています。

ナントカというメーカーブランド品だと5000円近くしますが、それ以外なら2000円程度で買えます。

もう一つは折りたたみ式台車(笑)。

私は過去1回を除き、全部自動車で現地に行っています。

全て公共機関で移動する強者などは、甲冑をスーツケースなどに入れて持ち運びます。(実は甲冑はスーツケースにも十分に収まってしまうのです)

しかしながら甲冑の他に刀やら着替えやらとそれなりにかさばります。

なので私は原則自動車にしています。

現地に着くと、駐車場から着替える場所に移動します。

距離的にはたいしたことないことがほとんどですが、鎧櫃や武器類、着替えの類を持つと結構な荷物になります。

今までは軽量折り畳みカートにしていたのですが、やはり結構不便なもので、今回とうとう台車を買いました。

4000円弱でしたが、たぶんよい買い物だったと思います。

これで駐車場から着替え会場まで、どんな荷物も楽々運べると思います。

これから自前甲冑で武者行列に参加される方には、ある程度参考になればと思います。

さて、後は天気だけか!

SD111005 碧洲齋