不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

戒名

今日は久しぶりに家でゆっくりしています。

妻は二階で何かしていますし、息子は初めて近所の友人宅に独りで出かけています。

天気は快晴、何と自由で平和なことか。

で、先日買った本を読んでいました。

タイトルはズバリ「戒名は自分で付けよう」さすがに著者は本名ではなく、自分の戒名で名乗っています。(笑)

私も真摯な禅仏教徒として、折を見て生前戒名を付けようと思っていましたが、そうか、これは自分で付けても良いのか。

私の家の墓は準フリー霊園で、納骨式だけ霊園の隣にある真言宗の住職が執り行いますが、葬式などはどこの宗派で行おうと、全く自由です。

母の場合は父がなるべく近いところとリクエストしたため、現在の墓地になり、父の場合は急逝したのでやはりそのお寺にしてもらいました。

私の場合は臨済禅に勤しんでいますし、神社仏閣にもよく行きます。

多分、仏教信者としては及第点だと思うのですが・・・。

禅の師も葬式仏教は要らないと言っているぐらいです。

葬式仏教で食っている坊主は要らないとも言っています。

自分で付けても文句を言われないばかりか、協力してくれるかも知れません。

臨済宗の老師がOKって言ったら誰からも文句は来ないでしょう。

あ、監修してくれたらそれなりにお布施はするつもりですけどね。

生前戒名作り、オモシロそうですよ。

私は両親の戒名が全然知らない坊さんにテキトーに付けられているのを見て、やはり何か釈然としないものがありました。

(その住職の名誉のために言っておきますが、できあがりは問題ないですし、縁がなかったのも彼のせいではないのですから)

私の場合は仏縁に恵まれ、禅の修行も一生懸命に行っているのですからそれなりにちょっとカッコイイ戒名を付けても罰は当たらないでしょう。

これで私の葬式代が浮くな。

私よりも先にくたばらなかった友人方に葬式の時、少々上等な料理を出すとしようか。

SD111016 碧洲齋