私の手帳哲学について。
実は私はかなり昔からデジタルでした。
電子手帳なるものを初めて手にしたのは留学する直前、20年以上も前でしたでしょうか。
ザウルスとかいう名前が付けられる前の話です。
3年ぐらい使っていた気がします。
その後、会社勤めになったのを機に、なにげにシステム手帳を使い始めたのですが、どうにもこうにもうまく使いこなせず、四苦八苦しました。
30少し前に転職した頃には大体、使い方が確定しました。
・システム手帳はポケットサイズ。
・通常の厚さ14mm径リングではなく、薄型と呼ばれる8mm径。
・もちろん、帯も付いていないタイプ。
・ファイリングの順序は、to do, スケジュール, メモ, 地下鉄マップ。
・スケジュールは3-4ヶ月先まで。(1ヶ月前、当月、1.2ヶ月先)
・スケジュールは1ヶ月の見開きと、見開き1週間のセット。
・アドレス帳はなし(これは間もなく改訂、携帯紛失時のバックアップとして復活)
・付属のペンは特に決まりなしだが、現在使用しているのはピュアモルト樽材のボールペン。
・過去のデータは別途のファイリングに移す。
・過去のスケジュールは原則前年度まで。それ以後は破棄。
・メモなどはパソコンに移し替えた後に破棄。
・ちなみにブランドはDavinci。革の縫製具合や造りがなかなか秀逸な出来具合です。
なお、私はライフスタイルと仕事の業務形態上、一緒のスケジュール管理はしていません。
仕事のスケジュールは会社のパソコンのアウトルックに入れていますが、アウトルック自体がスマホのような機能をしていて、フル活用しています。
故にシステム手帳はほとんどプライベートです。
要はいつでもどこでも簡単にストレスなく持ち運べ、しかもサッと取り出して使える、ということです。
実は2005年ぐらいから3、4年間程度、PDAを使っていました。
大変便利だった気がしますが、さすがに現在のスマホには敵いません。
トータルで7-8年間、デジタル式手帳を使っていたことになります。
基本的に仕事やライフスタイルでどちらが便利か意見が分かれるところだと思いますが・・・。
個人的にはやはりペンで紙に書くという何千年も続いてきたスタイルの方に分があるように思います。
スマホがインターフェースに関して飛躍的に便利になったのは分かりますが、それでもペンで紙に書くというもの以上ではありません。
また、データを保存するにしても、スマホを活用するにしても電源や維持のための経費がかかります。
いくら防水機能付きが出てきたといっても、システム手帳と違って実に簡単に壊れます。
そもそもまだ製品自体が発展途上のような気がします。
ガラケのようにある意味極み切っていないどころか、まだまだ改良の余地がありそうです。
近年ではスマホの恐るべき回線占有率が報じられています。
通常の携帯よりも多く使うことは想像できましたが、10-20倍と言うから驚きです。
それぞれの回線使用理由が非常に重要なものであるならまだしも、「あればちょっと便利」という程度のことのために社会のインフラが圧迫されている事実に驚かされます。
もっともそれが分かっていて放置している携帯会社もかなりの重罪ですが。
あと1.2年様子を見て、回線占有率や機能完成度などに期待が持てそうになったらスマホは使ってみたいところですが、今のところガラケ以上の機能を使いたいという欲求は湧いてきません。
今日、東急ハンズに行って新たなリフィルを色々買ってきました。
来年のスケジュール表やロシア語学習のためなど。
実は現在使っているシステム手帳が10年ぐらい経ち、金具にややほころびが出てきたので新調することにしました。
新しいものももちろん同じブランドで同じサイズ。
ネットで見たら今なら無料で名入れをしてくれるとのことでしたので遠慮なく「不動庵 碧洲齋」でお願いしました。割引もあるので結構お得です。
今回買った製品
http://www.refill-style.com/davinci/detail/JDP304/detail.html
届くのは10日ぐらい後だそうですが、楽しみです。
ちなみに古い方はまだまだ使えるのでロシア語の勉強用にしようと思います。
いつでもどこでも持ち歩けるので勉強しやすそうです。
何と言っても仕事で使える語学は話せて書けてなんぼですからね。
(ちなみにロシア語学習の効く方に関してはiPod ナノを使ってます)
SD111015 碧洲齋