味覚的には決してうまいモノではないのですが、腹が減った息子には十分に美味しかったようです。
ちょうど住職が降りてきて、これから出かけるところだと言うことでしたが、同じくして私たち以外で初めての参拝客がやってきました。
(つまりこの日も山は貸し切り状態でした)
休憩所では知らない参拝客同士でよく語り合います。
1人は大学受験時代にここに来て勉強のために合宿したそうです。
15時過ぎに不動寺を去りました。
次の目的地は荒船の湯という、近辺ではなかなかよい温泉。
くたくたになったところで温泉は効きます。
幸いにも時間が時間なので客も非常に少なく、ゆっくりできました。
流れていたBGMが偶然にも「千の風になって」でしたが、息子は嬉しそうでした。
温泉を出ると息子がコーヒー牛乳を飲みたいというので、買ってやりました。
今日も大変な山道を歩いたり、作務をしてくれたのですからこのくらいはいいでしょう。
で、帰路は下仁田道の駅で神津牧場のソフトクリーム。
これは不動寺に来たときは必ず買って食べるものです。
疲れを癒すには最高の一品ですよ。
これを食べてしばらくすると息子は爆睡しました。
高速道路は予想に反してやや混んでいました。
まだ12日だというのに上り車線はそこそこ混んでいます。
まあ、とりあえず流れている程度でしたが。
外観に近づくと雨が降ってきました。
しかし自宅のある草加は降っていないようでした。
こうして男旅1泊2日の旅は終わりました。
かなりの危険を伴う登山、恐怖せずにはいられないルート、体力の限界まで歩く行程、自然の中にある信仰、愛し畏怖すべき大自然、ちょっとカッコよく言うと親子の絆。
こういったものを十分に堪能できた男旅でした。
また息子と旅をしてみたいと思います。
SD110817 碧洲齋