不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

ロシアの行き方

今日はかなり涼しくなりました。

会社ではほとんどTシャツかポロシャツですが、今日は久しぶりに作業着を着ています。

私は現場作業ではないのですが、社員と一体感を持たせるとか、公私の切り替えをするという意味で着替えるようにしています。

しかしこの暑さで上だけはポロシャツかTシャツにしていました。

昨日はロシア大使館に行ってきました。

ロシアというと日本人は北方領土問題もあって親しみを覚えない人が多いのですが、方やロシアでは日本は尊敬できる国としていつも1.2を争うほどですし、文化交流についても武道や料理など、古くから親しまれてきています。

プーチン首相も柔道5段ですし彼の娘さんも日本語を学んでいて、日本文化に造詣が深いと聞いています。

二度も戦火を交えた割には非常に親日国家と言って間違いなさそうです。

もちろん北方領土問題については知っていますが、日本ほど関心が高くないように思います。

特にタイミングの悪いことに、ロシアになってからは日本はコロコロ政権が変っています。

ソビエト時代からの政策を変更して、ロシアにとっても有益な条件で返還したいと思っていても、例えば今のような政権ではさすがに返す気が湧いてこないというものです。

(私がロシア大統領でもちょっと今の政権相手に北方領土を一方的に返還しようとは思いませぬ)

友人も言っていましたが、日本でも長期政権があれば、状況はかなりよくなると言っていました。

いや、長期政権だったらよくなるのは別段、北方領土問題だけではなさそうですけど。

さて、昨年初めてロシアに行きましたが、ブログにも書いたとおり自然は豊かだし、美人は多いし、食べ物もうまいし、日本人にはことのほか親切だし(アジア人では日本人は別格のようです、ま、ロシアに限った話ではありませんけど)、言うことありません。

また、ロシアはソビエト時代とは異なりかなり自由な国になりました。

クレムリン宮殿で大統領の悪口を言っても捕まりませんし(多分)、旧KGB本部の建物前で文句を言っても逮捕されません(多分)。

買い物は好きなときに好きなものを好きなだけ買えますし、よほど過激でなければ政治の話をしても全然問題ありません。

まあ、時折テロが発生してしまうのは中央アジアの独立分離主義者たちが多いようなので、それがちょっと残念です。

しかしロシアになってまだ20年です。時間が少しずつロシアをもっと平和にしていくことでしょう。

ロシアに観光で行くのは非常に面倒な手続きが必要で、そのためにロシア観光というのは敬遠されがちのようです。

しかしながら私は是非とも皆様にロシア旅行を勧めたいと思いますので、私が経験したロシア旅行準備の経験を書いてみたいと思います。

少々文が長くなってしまったので、次回に本文と言うことで・・・。

SD110721 碧洲齋