不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

父の日に想うこと

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父の日に息子からプレゼントをもらいました。

藍染絞りのバンダナです。

添えられた手紙には

「パパへ 一つだけだけど、あそびをおしえてくれてありがとう。」

もっとたくさんの遊びを教えてきたはずなんだけどな~。

画期的というか、すぐに遊べる遊びが一番印象的だったのでしょう。

絞りは自分でデザインしたとのことです。

ひときわ大きい輪が気に入りました。

こういう時は将来、子供がどんな大人になっていくのか想像すると楽しくなります。

世界はまだ、とてもとても平和とは言い難いですが、そういう世界の混迷を収斂させる一番良い方法は世界中の人と語り合えるようになることです。

自分が大切なものは何か、お互いに見せ合えることだと思っています。

周囲にご迷惑ばかりかけている国の人だって、草民レベルで話し合い、世の広さ、世の多様さ知れば、よりよい方向に変わっていくと信じたいところです。

息子は生まれたときからある意味国際社会の中に放り込まれています。

日頃から普通に外国人と接しています。

故に息子には日本人として多くを発信して、同じぐらい多くを受信して、世界は多種多様でも随分狭くなってきていることを肌で感じてほしいと思います。

随分狭くなってきているのだから、戦争や争い以外にもっとしなければならないことを見つけ出せるようになってくれたら嬉しく思います。

SD110618 碧洲齋