不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

英語辞書について

私は仕事や私事で英語を多用していますが、読み書きの場合はいろいろなツールを駆使しています。

ちょっとした返事や、読むだけなら何もなくてもほとんど問題ありませんが、長文、公式の返答を書く場合、スペルや文法が怪しかったり、微妙にニュアンスを変えたりしたい場合などはITは欠かせません。

例えば自分の手で紙の辞書を操ってでも同じ事はできますが、少なくとも倍ぐらいの時間がかかりそうです。

じゃあもっと英語を勉強すれば?という問題になるのですが、正直な話、ここ最近洋書を少し読むようになりましたが、それ以上の英語のための特別な勉強をしようとは思いません。どんなにがんばってもネイティブと同じようになるためにはものすごく努力が必要になりますし、費用対効果で考えるとかなりお得ではありません。不足分をITでカバーして、その時間と労力を他に当てる方がより効率的です。要はIT(でも)代用できるようになってきたという点です。

私は英語そのものが好きだと思ったことはありませんし、コミュニケーションツール以上に極めることにもあまり熱意がありません。

従ってスピーディーな仕事をするに当たってはどうしてもITの力が必要になります。

中学校から15年間ぐらい愛用してきた辞書が家にありますが、言うまでもなくもう手垢だらけです。単語に線を引いていないページはなく、書き込みもたくさんしています。本当に英語を楽しんで勉強した記憶はないのですが、留学をしたり仕事で使ったり、海外の友人とのやりとりのために使っているうちにこんな具合になったのでしょう。よく考えてみたらかなり使い込んだ道具の一つだったと思います。

【電子辞書】

3年ぐらい前に製造されたEX-wordの一番高いグレードのものを持っていますが、さすがに一番高かっただけに今でも十分に私の要求に応えています。これからしばらくはお世話になるでしょう。電子辞書は本当に便利です。

携帯のガジェットにも最近はネット辞書が付いてますね。これも時々利用します。少し調べる文には便利です。

【ネット辞書】

パソコンに張り付いていないと使えませんが、逆にパソコン以外の場所で使う機会がめっきり減ったので、最近はよく使います。よく使っていたのは

エキサイ辞書 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/

goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/je/

で、まれに

YAHOO辞書 http://dic.yahoo.co.jp/

英辞郎 http://www.alc.co.jp/

など。使っている辞書などが同じだと、結果はそんなに大きくは違いません。英辞郎はなかなか秀逸です。私の場合、武芸や禅、日本文化について書くときには、微妙な言い回し単語、語義、果ては語源に至るまで精査した後に使っていますので、意味だけ載っているのは私にとっては全く使い物になりません。

最近、コイツァすごい、と思い始めた辞書がこれ、

Weblio辞書 http://www.weblio.jp/

Weblio英辞郎の素晴らしい点は、いちいち和英・英和と切り替えなくてもよい点です。そういう意味では甲乙つけがたいですがこのWeblio、各分野の辞書を網羅しているという点です。まだまだ進化中ですが、イチオシです。たぶん今後はこれをメインに使っていくことでしょう。

よかったら皆さん、色々使い比べてみてください。

SD110301 碧洲齋