不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

学而時習之 不亦説乎

儒教の始祖、孔子の語録集である「論語」の冒頭はこんな言葉で始まっています。

「学而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。」

書き下し文にすると

「学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。朋あり遠方より来たる、また楽しからずや。」

これを訳すと

「学問をすること、そしてその実戦を通して学問を身につけていくこと、これは無上の喜びだ。次第に同志ができ、見ず知らずのその同志たちが集まってくる。こんな楽しいことはない。」

昔はアンチ孔子でしたが、歳を食ってくると、彼の言っていることが徐々に真理であることが思い知らされます。

今日はmixiで4年以上もリアル友でなかったミクトモと初めて会いました。

四国から来た若者です。こういう時は本当に嬉しいですね。

武芸つながりだったので、私が通う道場の見学を希望したためです。

昼に最寄りの駅で彼を拾い、サイゼリアで昼食。

その後道場へ。

稽古の前は拳銃や防弾チョッキなどを着て、受身などを見せたりしました。

こういう事はあまり他ではしないので、興味を持ってくれたようです。

その後体術の稽古。受身などはなかなか慣れないようでしたが、やはり興味深いようでした。

さすが若者だけあって、一度言うとすぐ理解します。

稽古後は外国人同門とファミレス。色々話してから帰路に就きました。

門下には地球の裏側からもわざわざやってくる同門もいます。

国内でも遠くから来てくれる武友がいることは嬉しくもあり、ありがたくもあります。

SD110122 碧洲齋