不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

さむらい・サムライ・samurai・侍

帰宅してから独りカレーを食べながら「たそがれ清兵衛」DVDを観賞。で、本日返却後、今度は懲りずにふらりと「隠し剣 鬼の爪」と「花のあと」を借りてしまった。「隠し剣 鬼の爪」は多分少なくとも5回は借りているな。さきほどまで「花のあと」を観た。北川景子主演のこの作品は、どちらかというとサスペンス系なのだが、「たそがれ」「鬼の爪」に比べるとちょっとテンポが遅く、剣術が主体でもないので今ひとつだった。が、時代考証はさすがにいつもながら完璧。一挙一動に至るまで当時の所作に準じていたようだ。ん~でもやっぱり北川景子さん、剣術はイマイチですな、当たり前だけど。まあ美人に免じてよしとしよう。 あ、あれっ!?何で机の上に脇差しが!、ああ「たそがれ清兵衛」を観たからです。侍映画を家で観ると、刀や小太刀を傍に置き、臨場感を盛り上げます。はい、オコチャマです。ま、それは置いておいて、清兵衛さんは小太刀の名人なのです。名人じゃないけど私もいささか遣います。刀と違って小回りが利くし持ち運びにも便利なので。昔はよく稽古しました。受けが槍だったこともあったかな。体術との組み合わせという意味ではこの武器はなかなか、刀よりも使い勝手がよいことしばしば。
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明日は一日中掃除じゃ。夜、もう何度観たのか分からない「隠し剣 鬼の爪」を観ようか。だれぞ小柄を持て(笑)。一時期はよく箸やペンで「鬼の爪」やりました。ちょっとバカっぽいです。しかし似たような技法はあるとかないとか。「隠し剣 鬼の爪」はストーリーが最高です。大好きです。何度観ても飽きません。 「必死剣 鳥刺し」もあったのですが、さすがに新作なので全部借りられていました。「花のあと」よりはおもしろいと思います。ま、あの必殺技はあり得ないと思うけど。私がごひいきにしている池脇千鶴ちゃんがヒロインなのだ。北川景子さんのようなビカビカする感じの美人ではないけど、守ってあげたくなるタイプだな。概して私は美人かどうかよりもこういうタイプかどうかで女性を判断することが多い。・・・多分。 しかし実際、「実はこの人、剣の達人だったんです」なんていうことはあまりあり得ないんだよね。実際にそれができたらマジニンジャです(爆・真田広之だから許す)。剣術なんてやらないとすぐに鈍ります。(とはいえ日常生活の中にいかに稽古を組み入れることができるかどうかで差が出てきますけど)あとは腕が鈍っても、アタマをどれだけひねることができるのかでも決まります。その辺りのさじ加減が難しいところではあります。まあ、日頃のたゆまぬ修練がいざというときに役に立つのじゃ(説得力なし!) 来年は少々剣術を主として武器の方も力を入れてみようかと思案しています。 お、こんな時間だ。もう寝ようか。 SD101230 碧洲齋