不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

お茶で燃え尽きました・・・

8月から利休道歌の一部を紹介してきましたが、14番目にしてやっと完了しました。5ヶ月もかかったのかという事実に気づくと、倒れそうです。

前書きを合わせて15ですが、実はご覧の通り英語も同時進行していたので合計30になります。仕事の合間にチョコチョコ書き留めたり翻訳したりして、自宅でじっくり読み返し翻訳し直し、何度も校正してアップしましたが、実際上がってみるとあっちこっち穴だらけです。英語を使った生業をしているというのに、我ながら愕然としてしまいそうな出来映えです。

私は武芸と禅を少しばかりかじってはいますが、茶道は全く素人です。が、左記の3つは全て昔から深い関わりがあります。故に武芸者から見た利休百首というものに挑戦してみた次第です。

昔、ちょっと目にした利休百首は、自分にとってなかなか新鮮な驚きでした。たかが茶道ごときと武芸に共通点があるとは思いもよりませんでした。以後ずっと気になっていましたが、妻が茶道を始めたのを機に、よくよく茶道を読むと私が歳を取ってきた為なのかどうか分かりませんが、茶道哲学の奥深さに素直に驚愕しました。なるほどこれなら侍や僧侶との関わり合いもあろうというものです。そこで武芸と共通点がありそうな句を独断と偏見で幾つか挙げてみたのですが、その数14首。

せっかくなので英訳も同時に手がけてみようとお気楽に考えてはじめたのですが、やり始めてから大きく後悔しました。とにかく大変。まあそれでも外国人たちにおぼろげながらでも日本の伝統文化を知る一端にでもなればとがんばりました・・・。

燃え尽きた感があるので、しばらく英語のブログは書かないかもしれません。特にディープなものや長いものなどは・・・。分かりませんけどね。

日本文の方は書きたい放題の感あり。禅の専門家、茶道の専門家から見て「おいおい」という箇所があっても笑ってご容赦ください。一武芸者の独断と偏見に満ちた戯言です。

SD101226 碧洲齋