不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

MASK OF ZORO

割と何度も見る、好きな映画があります。 その中で難しいこと抜きでおもしろいと思う作品が「マスク・オブ・ゾロ」です。先日もまた借りて観ました。 アントニオ・バンデラス主演、他に初代ゾロとしてアンソニー・ホプキンスが出ています。何度もリメイクされたそうですが、バンデラスが初めてのスペイン系俳優なのだそうです。私はとても似合っていると思いました。 話しとしては単純ですが、バットマンのような謎めいたヒーローというのはあこがれますね。初代ゾロを演じたアンソニー・ホプキンス、渋い、渋すぎる。ショーン・コネリーと同じような重厚な渋さが光っていました。あんなジイさんにぜひなりたい。何度観ても唸ってしまうほどのかっこよさです。 ゾロがよく使っている鞭が気になります。そういえばインディージョーンズメーテルも使っています。アレは現実にはどのくらい便利な武器なんでしょうか。何かのニュースでプロが振るうと先端が超音速にもなると言ってました。米国西部ではウィップクラッキングと言って競技にもなっているそうです。確かに上手く使えたら便利そうな気がしますが、武芸としてはあまり聞かないところを見ると、何か欠点でもあるのでしょうか。私は決してSでもMでもありませんが、日本で鞭の技巧が見られるところがあれば見てみたいですね。(しつこいようですが変なところでではありませんよ!) ちなみに息子はあまりおもしろくなさそうでした。刀法がかっこよくないのだとか。日本の侍のような刀遣いの法がカッコイイのだと言っていました。私は映画ではかっこよければどっちでも構いません。
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SD101005 碧洲齋