餌をあげていた野良の雌猫がいました。親と死に別れたのだと思います。
子猫の時からふと、うちに現われました。
私は動物が好きなたちなので、その子猫に餌をあげました。
頼ってきた生き物は野良猫でもむげにできません。
大きくなって子猫を生んだらどうするのだと、確かにもっともなことを非難されましたが、とりあえず黙々と餌をやり続けました。その猫は冬頃だったと思いますが、4匹の子猫を生みました。
しばらく母猫と4匹が仲良く餌を食べていましたが、そのうち2匹、いなくなりました。
いなくなった2匹は毛並みが良かったのと、まだ小さかったので、多分拾われてしまったのだと思います。
残った2匹は仲良く庭で遊び、餌もよく食べ、比較的なついていました。
そして今月初め、とうとう白と茶の雄猫もいなくなりました。
唯一残った雌猫はおびえていたので動物同士の争いか、交通事故で死んだのだと思います。
我が家では母がよく野良猫に餌をあげていましたが、やはりちゃんと育つのは1.2匹でした。
白黒の雌猫は生まれたときから息子に「オーちゃん」と名付けられていましたが、今まで以上に急速に仲良くなりました。
今では朝晩に家に入れてやり遊ばせます。
息子も大喜びです。
これがいいことか悪いことか分かりません。
「悪い」と断罪する人もいます。「良い」と援護する人もいます。
私は1匹だけになってしまった子猫が不憫なだけです。
我が家に3代目となる犬がいます。
今の犬はシーズーの雄ですが、来月で12歳になります。
人間だと70歳ぐらいでしょうか。
1ヶ月に1回吠えるかどうかと言うぐらい、おとなしい犬です。
眼が悪く足腰も弱っているので走れません。
歩くときもよたよたしています。
散歩も間もなく今までの半分の距離になってしまいそうです。
でも私が切羽詰まって追い込まれたときなどは、鋭敏に気付いてくれました。
ある意味家族では一番、心が通い合っている家族です。
ま、生まれたときからの付き合いですからね。妻や息子よりも長い付き合いです。
私は今年ぐらいから猫を連れて散歩する人と言うことで、ウォーキングをしている方々の間ではちょっと目立つようになっていました。4匹いたときは大変でした。抜け道として車が多く通るので、事故に遭わないように引率するのが大変でした。最近までは2匹、今は1匹だけです。うちの犬には丁度良いようです。
家の中ではうちの犬は大抵寝ています。
オーちゃんはよくうちの犬にくっついてきます。
犬の方はいやがりません。うちの犬は年齢が高いせいもあり、寛大です。
たまたま今日は良い写真が撮れたので、アップしてみたくなりました。
SD101020 碧洲齋