不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

大洗サンビーチで南斗水鳥拳のレイ

突然妻の提案で決まったキャンプのために5/2.3と大洗に行ってきました。昨年、お盆休みに行ったところです。

少々驚いたのは朝早く出れば(6時前)渋滞はあまり関係なく、帰路も3日は大したこともなかったと言うことです。確かに混んではいましたが、結局大洗から我が家まで2時間ちょっと、これはほとんど普通の渋滞程度です。

大洗では先にキャンプの設営をしました。今時のキャンパー達の道具の多いこと、いやいや一昔前の米国並ですな。

我が家では必要最小限のものしか持っていきません。椅子も今回持参しませんでした。車に搭載してある米軍の弾薬箱が私の椅子です。そして今回初めてランタンを買いました。LEDの安いヤツです。今までは直火かキャンドルランタン、どうしてもと言うときはサイリュームでした。タープもありますが持っていったこともなし。キャンプで飯を食うのに屋根があったらおかしい、という発想です。だいたい欧米諸国のように1-2週間も滞在するならともかく、1.2日ぐらいしか滞在しないのにあれだけの物資を持っていくのは労力の無駄としか思えないのです。うちなどはゆっくり作業をして展開も撤収もせいぜい30分程度でした。

大洗サンビーチに行きました。観光客の皆さんは潮干狩りをしていました。うちは何も道具を持ってきていなかったので、息子と砂の城作り。しかし素手で砂を掘っていると出てくるんですよね、ハマグリの小さいのが。そのうち城作りよりも実益がある方に夢中になりました。道具がないので指を広げてそれこそ南斗水鳥拳のレイのような手さばきで砂浜を引っかき回しました。(あ、小声で南斗水鳥拳のかけ声も少々、お約束と言うことで)1時間とかからないうちに二掴みぐらいのあさり大のハマグリをゲット。指もいい感じに疲れました。筋肉疲労を起しているところが微妙に普通の肉体労働の場所と違うのです。

その後に温泉に入りました。前回は大洗西端の潮騒の湯でしたがあそこはイマイチ。今回はゆっくら健康館にしました。露天風呂がないのが残念でしたが、それ以外は潮騒の湯よりも設備は優れていました。正直に言うとこちらの方がややお勧めです。そこで食事を取り、食糧の買い物をしてからテントに戻りました。

暖かくなってきたとは言え、やはり夜はそれなりに冷えました。風邪のための体調不良は解消されましたが、翌朝はのどの方がやられたようです。

テントを撤収後、別の海岸を回ってからまたサンビーチに行きました。目当ては地引き網無料参加。町が主催しているようです。しかしながら午前中の参加者は既に締め切られていました。やむなく砂遊びをしながら開始まで待ちました。結局、地引き網を引くのは別に誰でもよいわけで、引き上げられたごく少ない魚をくじ引きで参加者に分けるための引換券があるかないかの違いだけでした。どう考えても参加者全員に回るほどの漁獲量ではなさそうでしたので、炎天下に無意味に並ばなくてよかった。(実はサンビーチの東側は潮干狩り禁止区域だったのをその時に知りました。皆さん気を付けてください!)

帰路はかねふくの明太子工場見学、鮮魚市場を回ってから涸沼に。涸沼というのは全国でも珍しい汽水湖で、淡水と海水が入り交じっているところです。水面の色はお世辞にもきれいではありませんでした。汽水ゆえでしょうか。しかしながら湖畔の公園群はなかなかの穴場です。思いの外人が少ないのもよいところでした。子供達が喜ぶような小川や湿地があり、キャンパー達が楽しんでいました。あそこはお勧めです。

帰路は茨城町東インターから高速へ。確かに混んではいましたが、止まるほどの渋滞は2.3回。あとは少なくとも流れていました。15:40に現地を出て帰宅したのが18時。普通の渋滞と大して変わらないようでした。

今朝起きたら、やはり掌の指の骨の間の筋肉がやや痛いです。逆にここを鍛えたら南斗聖拳を極められるかも?(個人的には二指真空把という気がしますが)

SD100504 碧洲齋