小学校高学年の頃の思い出です。
何かの話しのついでだったと思います。
母がこんなことを話し出しました。
「もし地球が爆発して、運良く宇宙船で脱出できた時、食糧が尽きたらお母さんは死ぬからそれを食べて、少しでも長く生き延びなさい。」
その時は多少の気恥ずかしさと、衝撃的な内容に「分かった分かった」とか「そんな気持ち悪いことが出来るか」とか言った記憶があります。
今、親になってみて、その言葉をよく思い出します。
親は、このような決死の覚悟で子供を育てていきたいものです。
最近の親子間の猟奇的な事件に、そんなことを思ったのでした。
SD100331 碧洲齋