私の息子も禅に興味を持っています。
仏教に対して並々ならぬ信心を持っているようです。
朝の読経は欠かしませんし、寺院巡りも好きです。
多分、自分をかわいがってくれた祖父が、自分が外国にいっていた間に死んだという事実を究明したいのかも知れません。禅僧に物怖じせずに「なんでジイジは死んじゃったの?」などと問うたりしました。生と死について非常に関心を持っています。
時々息子に禅問答を仕掛けてみます。
子供というのは本当にすごい仏性の持ち主であることによく驚かされます。
師がいうには10歳ぐらいまでは子供には座禅などしなくてもよいとのこと。
分かる気がします。
子供はそのまま仏が満ち溢れているのでしょうね。
先ほども息子に勘弁してみました。
「パパの質問に答えたらゲームやってもいいよ。仏様ってどこにいるんだろう」
間髪を入れずに答えが返ってきました。しかも当たり前のように。
「それはパパだよ」
私の完敗です。完敗過ぎて笑いが止まりませんでした。
いや、本当に子供は仏様です。
SD100329 碧洲齋