最近、なかなかおもしろいと思った武芸関係のサイトを見つけました。今まで見てきた武芸関係のサイトとはかなり趣が違います。ベースは古流のようですが、現代における我々に抜き差し難いディレンマや足かせなどをよく加味して考えられた考え方のように思いました。私はこのように現実的なモノの考え方を持つ武芸者には好感が持てます。「であるべき論」や「ねばならない論」は視野や思考を確実に狭めます。思えば15年ぐらい前の自分がそんな感じでした。師範になって道場を持つ前ぐらいまでだったでしょうか。そんな時期も決して不要というわけではなく、あってもいいとは思います。
何でもそうですが、時と共に流れ行くもの、そしてその根底にある不変のものをつかみ取れる武芸者はかなりのものだと思っています。不変は普遍でもいいかもしれません。強いて言うならそれに幾ばくかのヒロイズムとロマンティシズムがあってもいいでしょう。その方がカッコイイですしおもしろいですね。
何度かメールで武芸談義をしました。我が不動庵道場とにている部分もあるように思いました。
ちょっと遠いところで活動されているのですが、機会があったら会ってみたいと思っています。
SD100226 碧洲齋