不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

冬将軍のこと

[モスクワ 24日 ロイター] 

ロシアの首都モスクワで23日までの4日間に猛吹雪が続き、積雪が67センチに達した。2月の積雪量としては1966年の64センチを上回る過去最高となった。モスクワの気象当局は、週内にさらなる降雪を予報している。

 モスクワ市長の事務所によると、これまでに除雪車1万5000台、作業員5000人を動員。オリンピックプール約200杯分の雪が集められ、特別の施設で溶かされることになっている。

モスクワ近郊に住んでいる友人から先日、メールが来ました。モスクワはまさに今、冬将軍だとか。これでナポレオンもヒトラーも撃退できたのですから、日本で言えば「神風」の如くありがたいのかと思いきや、友人のお父さんですら、人生にこれほどの厳冬は記憶にないとぼやくほど。ロシア人がこのように言うのだからよほどキビシイのでしょう。友人の車は毎朝凍り付いて、動かすのに一苦労いるそうです。動かすのに一苦労するので新しいのに買い換える予定だとか。友人は「モスクワと北極点には違いがなくなるかも」と言っていましたが、まさにそんな感じの寒さです。

SD100225 碧洲齋