不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

星呟風囁 八

まぢからの

おこりみなもと

みえざれば

みわざながれは

かぜかしみずか

淡紅と

潔斎なるは

夫婦梅

冬の終わりか

春の至りか

--------------

《読み方》

あわべにと

ゆきよしなるは

めおとうめ

ふゆのおわりか

はるのいたりか

--------------

一句目は武芸に関する句、適当に流してください。

二句目は我が家に咲く梅の花について。

我が家には元々松竹梅が植えてありました。

しかしある時、父が庭仕事中に松の葉で目の角膜を怪我してしまい、以後区画整理で土地が少し削られた折、松だけ全部撤去してしまいました。なので、今我が家には竹と梅だけがあります。機会があればまた松を植えてみたいですね。

で、梅です。

元々古い方の梅は白梅でした。が、いつの頃からか根元から別の梅が生えてきて、それは見事な紅梅になりました。梅には詳しくないのですが、これは同じ木からできたものなのかどうか・・・。知っている人がいたら教えてください。

白梅はかなり枯れてきていますので、もう長くはないのですが、それでもこの時期、白梅と紅梅が並んで咲いている様は何とも美しい眺めです。丁度和室から眺めることができますので、今度久しぶりに二胡でも弾いて雅びやかなひとときを過ごしてみようかと思います。

これが我が家の咲く「夫婦梅」(勝手にそう呼んでいるだけです)

SD100221 碧洲齋

画像