不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

稽古のこと

基本的に日本の武芸を嗜んでいるので、

日本の師より学ぶべしと思っております。

が、たった一人だけ、

「こいつぁ~すげ~」

と言わしめる外国人の同門がいます。

アメリカ人で格好はまさにヒッピー。

しかし彼の動き、技、術は感嘆に価します。

彼以上に優れた武芸者を今まであまり見たことがありません。

複雑な事情によって今は滅多に稽古には参加しません。

端から見ています。

彼自身、あまりコミュニケーションを求める性格ではないので、

私も積極的には話しかけませんが、

外国人の同門の中では多分、一番尊敬しています。

昨夜は珍しく稽古に参加し、相手になって頂きました。

やはりすごい。

本当に凄い。

視点が違う

身体軸が違う

動きが違う

均衡が違う

私などはカスもカス、全く及びも付きません。

逆にこれだけ凄い人が同門にいることを嬉しく思います。

こういう時は本当に感激します。

SD100122 碧洲齋