東司というのは仏教寺院で言うところのトイレです。
今日は座禅会の先輩と共に寺の掃除をしました。
特に禅宗では東司も大事な伽藍の一つとして数えられます。
般若心経に曰く「不垢不浄」、世にはきれいも汚いもないと言うことです。
それを分からせるためにそうなったのかも知れません。
師は修業時代に肥だめに投げ込まれ、他の修行僧とそこで相撲を取らされたと語っていました。
先輩僧曰く「不垢不浄」なのだそうです。
肥だめがほとんど使われなくなった現在ではさすがにそういうことは行われなくなったようですが。
座禅会の寺は非常に大きいのでトイレも新しいのですが、念入りに清掃させていただきました。
その後は先輩と昼食をしていつものように禅や歴史の話に花が咲きました。
ありがとうございました。
SD091228 碧洲齋