不動庵 碧眼録

武芸と禅を中心に日々想うままに徒然と綴っております。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

執着から離れる

うつせみの 水面に映る ありのまま 波が立とうと 風が吹こうと 執着という言葉があります。 執という漢字の甲骨文や金文だと字源に近い意味が分かるそうですが、手枷に手を捕えて跪く人の形を象り、捕えるの意味を表わすそうです。 執着のない人はまずいませ…

断食について

今年から毎月3日間の断食と毎年7日間の断食をしようと思い立ちました。一大決心とか言うほどではないのですが、昨年11月に成田山新勝寺で行った4日間の断食がかなり印象的だったので。 11月の断食では事前準備をかなりしました。2週間前から食べる量を半分近…

七五三

七五三、と言うと子供のお祝いを連想しますが、今朝たまたま息子の学校の連絡通知を見ていたらなかなかいいものを見つけました。 校内カウンセリングのお知らせでしたが、その中で「意思疎通は対面で7割、電話で5割、メールやLINEで3割」と言っていたところ…

見え方について

週末は息子と秋葉原に買い物に行きました。 その折、息子が人間の目とデジタルカメラのスペックについて聞いてきました。 私もそれほどには良く知りませんでしたが、画素数はそれほどでもないにしても各種補正機能や視認範囲などは人の目は機械を遥かに凌ぐ…

何よりも、安全

此度のロシア旅行では息子も同伴でしたが、息子には色々な発見があったようです。 中でも驚いたのは「セキュリティーチェック」。 空港は仕方ないとして、百貨店やホテル、ショッピングモール、果ては寺院に至るまで、あちこちに金属探知機が設置され、セキ…

露国人について

今やロシアは一応自由な国(笑) 特にソ連崩壊後に生まれた世代なんて普通の欧米人です。 とはいえ・・・ソ連時代に生きたことがある人たちは忍耐強いし質素倹約が身に付いています。慎み深いというのか。 旧東側諸国のサービス業が最悪と言われていますが、こ…

露国民の政治感覚

ロシアの旅行中、一般家庭を訪れることが多いので北方四島問題や政治の問題にまで話しが及ぶことが多々あります。 今回はちょっとロシアの政治について、一般市民の感覚を紹介したいと思います。 「ソビエト社会主義共和国連邦」という国家は1922年から1991…